RTSタイプ(凸凹無)
蓋のグリップ部分に凸凹の無い、ツイストキャップならではの見た目のすっきりとした基本の形状です。
R=レギュラーの意味で、標準的なツイストキャップの基本の形です。
色が一番揃っているのはこのタイプです。
小口径のものはこのタイプのみとなります。
FASタイプ(凸凹有)
蓋のグリップ部分に滑り止めの凸凹が付いているタイプです。
F=フルート:凸凹を意味します。
大口径のものはこのタイプのみとなります。
FSBタイプ(凸凹有セーフティボタン付)
グリップ部分に凸凹のあるFASタイプにセーフティボタンが付いたものです。
RSBタイプ(凸凹無セーフティボタン付)
グリップ部分の凸凹の無いRTSタイプにセーフティボタンが付いたものです。
セーフティボタンについてはこちらのブログでご紹介しています。
RTSとFASの選び方
RTSかFASかはお好みで選んで下さい。RTSは見た目に優れ、FASはグリップ性に優れます。
両方選択できるのはT53とT63クラスですが、T53クラスではRTSタイプが好まれT63クラスではFASタイプが好まれる傾向が強いようです。
ジャムにご利用の場合、蓋のタイプによる密封性の差はございません。
パッキンの仕様の違いについて
弊社取扱いのジャム瓶のツイストキャップは、小口径のものから順次パッキン仕様の変更を行っています。パッキンとは蓋の内側の瓶と接する部分のゴムのようなものが焼き付けてある部分のことを指してここでは呼んでいます。
元々は高温充填で脱気をした場合の開封性を重視した滑りの良い固いパッキンでしたが、蜂蜜やラー油などの常温充填で尚且つ漏れやすいものにも使用されている状況から、常温時の瓶への馴染みを重視した柔らかいパッキン仕様へ順次切り替えをしております。
T43クラス・T48クラス・T58クラスは全仕様が常温充填にも対応した柔らかいパッキンに切替済みです。
T53クラス・T63クラスではRTS及びFASタイプ全色が常温充填にも適した柔らかいパッキン仕様になっています。
(但しT48RTS・T63FASの黒ツヤ消しは例外で固いパッキン仕様です)
T70クラスではFASタイプが柔らかいパッキン仕様になっています。
T82クラスには柔らかいパッキン仕様はご用意しておりません。
パッキンの固さによる耐熱性能の差はございません。但しレトルト仕様などの特殊仕様を除きます。
柔らかいパッキン仕様のものは特に脱気した場合、固いパッキン仕様のものよりは開封時のトルクが高く ( 開け難く ) なります。小口径の場合は差を感じにくいですが、T70サイズなどの大口径のものは差を感じやすくなります。
ご不明な点はお問い合わせください。
セーフティボタンってついてる方が良いんですよね??
セーフティボタンとは瓶の内部の減圧を容易に確認するためのものです。常温充填にご利用の場合や、高温充填でも確実に脱気をしない場合はセーフティボタンが付いていない仕様をお勧め致します。セーフティボタン付でボタンが凹んでいない場合、未開封であっても開封済みと誤解され、特に商用でご利用の場合は好ましくありません。
T43ツイストキャップについて
一番直径の小さなT43クラスは固くて最初の巻締めが困難な場合があります。ツイストキャップはキャップを温めてご使用頂くのが基本ですが、特にこのクラスは常温では固いので必ずキャップを加温の上ご使用ください。
弊社のT43キャップは全てパッキンを柔らかくして巻締めをし易くした弊社オリジナルの対策型ですが、対策型であってもキャップを加温した方がキャップの巻き締めは容易になります。
非力で巻締めに自信の無い方は開閉の容易なスクリューキャップをお勧め致します。
尚製品の開閉の固さを心配される方がいらっしゃいますが、一旦瓶へ巻き締めされたキャップのパッキンはある程度の時間が経過すると瓶に沿って凹んでしまいます。スクリューキャップ程軽いわけではありませんが、製品としての開閉は最初の巻締め時の様に固いわけではありませんのでご心配無用です。雑貨など食品以外にご利用の方は一旦キャップを加温して瓶へ巻き締めして頂き、そののちにご利用頂くと楽に開閉できるようになります。
こちらの写真はT53ツイストキャップです。